2007年02月10日

片岡義男的ツーリング

人も車も途絶えた交差点の赤信号でとめられていたとき、このオートバイのアイドリングを聞いていて、ぼくは泣き出したのだ。
 股ぐらの下にエンジンがある。ふたつのシリンダーの中で、混合気の燃焼が、くりかえされている。
 その音やリズムが、そのときのぼくの心臓の鼓動と、ぴったり、かさなっていた。
 心から愛している直立2気筒の、エンジンがいま生きて動いている。
 またがって赤信号を見つめているぼくも、生きている。
 ふたつの心臓が、鼓動している。
 その鼓動が、みごとに、つながった。
 エンジンの音や振動が、重量と強いくせのあるしっかりしたフレームからシートをこえ、ぼくの両脚や腰に伝わってくる。
 その音や振動は、やがて、ぼくの体のなかに入りこむ。
 心臓まで、伝わってくる。
 鼓動が、ぴったりと、おなじだった。


〜『彼のオートバイ、彼女の島』〜 より


最近片岡ワールドにハマリ気味。



その一説にあるような赤信号を味わいたく、いつものコースへ。
DCSA0270.jpg
今日は暖かく良いお天気であった。
主要道路から少し入った田舎道では菜の花も綺麗に咲いていた。
DCSA0271.jpg
僕がkawasakiに拘っているのはもしかして片岡ワールド
の影響かも。
なんかやっぱりWかな。。とか思ってきたりもした。

fuit01.jpg
でもこのYAMAHA2ストも魅力的で。
しかしながら2台体制は無理と思われ。

まあ、ゆっくりと自分に合ったバイク探しをするのも楽しいものだ。



残念ながら本日もミーヨに逢えませんでした。
posted by e-beat at 16:48| 和歌山 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 中高年からのバイクライフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>残念ながら本日もミーヨに逢えませんでした。

山羊の子かな?

>まあ、ゆっくりと自分に合ったバイク探しをするのも楽しいものだ。

大型免許取得に悩む今日この頃。
Posted by Caoth at 2007年02月10日 23:08
>山羊の子かな?
どうもどうもいい歳してお恥ずかしながら
『彼のオートバイ、彼女の島』に出てくる
彼女の愛称です。
で、彼はタンクにKAWASAKIと入っていたので
カワサキさんでした。
私のバイクはYAMAHAなのでヤマハさんと
いうあたりでしょうか(^^;

>大型免許取得に悩む今日この頃。
良いですね。僕も考えてます
仕事の帰り塩屋であれば可能かな?
Posted by e-beat at 2007年02月11日 12:16
e-beatさん、羨ましいほど感性が若いんだなぁ。
余裕がある事の裏返しなのかもしれないけど、僕には到底そこまでの若々しさは持ち合わせていないような気がします。

40半ばを過ぎて尚且つ久し振りにバイクにまたがり、さらには片岡義男と来たもんだ。

みずみずしい感性に脱帽です。
Posted by kazz at 2007年02月12日 01:11
kazzさん、何を仰りますやら。
kazzさんこそ。。

片岡義男は何冊か持っていたのですが、数年前
全てヤフオクで売り飛ばしました(^^;
置いておけば良かったとか後悔しております。
本だけでなく色々と古くて要らなくなった物売り飛ばしましたが、
思い出の品として置いておけば良かった、と
後悔している品も多々あります。

昨日押入れの中から、昔着ていた皮ツナギが思いも寄らぬ出てきました。胸にはKawasakiのワッペン。
着てみたら、サイズがもう絶対無理でした。
でもこれは売らずに置いておこうと思います。
Posted by e-beat at 2007年02月12日 13:15
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